辞書(用語説明)

■Grand Trader 辞書

商品先物取引・Grand Traderに関する、用語集を掲載しております。

青天井

値幅制限が解除されて相場の天井がない状態のことをいう。また、上げ相場が続いて買い人気の強く、相場の天井が青空のように際限なく高く思われることをいう。

悪材料

相場を下落させる外部要因のこと。「弱材料」と同じ意味。

アク抜け

相場を下落させるような悪い材料が一掃されて、それまで下げていた相場が一段落すること。
また、全然そのような悪い材料が消滅しない時でも、相場が大きく下落してその悪い材料に応じた相場を出し、相場のシコリが取り除かれた時も「アク抜けしたと」という。

上げ足

相場が上昇していくこと。または上昇する歩調のこと。

上げ相場

だんだん値段が上昇している相場のこと。すなわち相場が底を固め上向いてから天井を打つまでの相場のこと。下げ相場の反対。

一巡

一時盛んとなった売り人気または買い人気が、売り物または買い物がひとわたりして途絶すること。

一段高・一段安

ジリジリ上がってきた相場がひときわ高くなることを「一段高」といい、反対に一段と下がることを「一段安」という。

往って来い(いってこい)

相場がかなりの幅で上げたか下げたかしたのち、すぐまた元の相場にもどったことをいう。

一服

上昇し続けた相場もしくは下落し続けた相場が一時に上下しなくなること。

移動平均

過去何日間か一定の日数の間に出現した相場の平均値段を算出し、これを毎日継続して算出した平均値を移動平均といい、この平均値段を折れ線グラフに描いたものを移動平均線という。

嫌気(いやき)

市場価格が自分の思う通りに動かない、もしくは変動が少ないため、相場や自分の抱いている売買玉に悲観的気分を持つこと。または悪材料が出た時、これを嫌うことをいう。

因果玉(いんがぎょく)

安値で売った後に相場が上昇する。または高値で買った後に相場が下落して、損計算となってしまい決済できなくなってしまった建玉のこと。

陰線

ケイ線のうち相場の始値から終値にかけて、下落した動きを表わす線をいう。
ケイ線を引くとき、上げ線と下げ線とを2色で区分けする。陽線の反対。